top of page

ウォーキングのすすめ

 

ウォーキングその1 ☆

健康維持/増進を目的にウォーキングしてみませんか? 大切なポイントは、以下の通り。

①服装/靴 :季節に合わせた歩き易く疲れにくい服装および靴が必要です。特に靴は、踵から着地するので、踵部分に

 衝撃吸収作用をもったウォーキングシューズがベストです。

②全身運動:背筋を伸ばし、伸び上がるように大股で歩いてください。手足の筋肉にとどまらず、体幹の筋肉まで鍛える

 ことになり、全身運動となって高い効果を生み出します。

③自然融合:無心に颯爽と歩く姿をイメージください。自然環境あるいは街の景観に合致して、自然と融合することで、

 貴方とその周囲を生き生きとさせてくれるでしょう。

 

ウォーキングその2 ☆

地面をつかむ感覚で歩く”ことを心掛けてみてください。

数十分以上のウォーキング後は、足裏全体から足首にかけてジィーンとくる感覚がやってきます。足底部に多く存在する

足の内在筋および足の筋肉全体に刺激を与えることで、血行が良くなります。

この歩き方は、体重移動のとき、踵→足指と順次加重していって足裏全体に体重がかかり、特定部位に負担をかけること

がありません。

あくまでも踵で着地することが基本であり、足裏全体で着地する、いわゆるベタ足にならないことが留意すべきポイントです。

ベタ足になるとリズムカルな足運びにならず、躓き易くなります。

踵着地から足先へと体重移動することで、足の蹴り出しにリズムが出来て、足の運びがスムーズとなり、美しいウォーキング

姿勢を自然と作り出します。ウォーキングフォームが自然に定着するまで、意識しながら実行してみてください。

常日頃これを実践することが、足裏の感覚を鋭敏にして、人間本来の機能を呼び覚まし、身体を活性化することに繋がります。

 

ウォーキングその3 ☆

地面をつかむ感覚で歩く”ことを述べましたが、さらに強調しておきたい具体的ポイントを補足します。

歩く動作は、後方の足の足指部分で蹴り出し、前に踏み出した足の踵で着地する一連の繰り返しになりますが、

この蹴り出し力点を足の親指の付け根(膨らんだ部分)に置いてみてください。

この部分は、加重への耐力が大きく、強い蹴り出し力を発揮でき、前方への大きな推進力になって、自然と大股で

スピード感溢れる歩行フォームを実現できて、理想的なウォーキングになります。

ウォーキングその4 ☆

ウォーキングでは、“大腰筋”を鍛えるべく大股で歩くことが肝要です。

大腰筋とは、腰椎と大腿骨の上端部を繋いでいて脚を上げるときなどに、力強く働く筋肉です。

大腰筋の起始は、第1~5腰椎の横突起の下縁に、大腰筋の停止は、大腿骨小転子とそのすぐ下の大腿骨骨幹にあります。

このことは、ウォーキングにおける脚の支点は股関節ではなく、腰椎の部位にあると捉えられます。

つまり、ウォーキングの脚は大きなコンパスであり、それゆえに大股になることが必然となります。

大腰筋以外にも小腰筋や腸骨筋など腰まわりの筋肉ならびに外側斜筋などの胴回りの筋肉を動かし鍛えることになります。

また、大股で歩くことが、上半身を大きく動かすことになり、腕だけにとどまらず、肩甲骨まわりの筋肉を動かし鍛える

ことになります。

このように、ウォーキングは全身運動となって、無駄なぜい肉などをそぎ落とし体幹を鍛えて、筋肉質のスッキリ体型を

もたらすとともに、筋肉を発達させることが、全身の血流改善に繋がって、健康維持に多大な効果を発揮します。

bottom of page